予算10万の自作PCを組み立てよう

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予算10万の自作PC

予算10万の自作PCを組立よう
予算10万円でゲームや動画編集など、さまざまな作業をそこそこ快適にこなせるスタンダードなパソコンを自作しよう。
予算が10万円では、十分なパフォーマンスを発揮できるパソコンを組めるのか思われる方もおいでではないでしょうか?
でも、不要なパーツをカットしたりコストパフォーマンスの高いパーツを選ぶことにより「マイクロソフト オフィス」などのビジネス向けの作業や、複数のソフトを同時に使用するマルチタスクなどもスムーズに行えるパソコンが作れます。

先ずは、予算をカットするために、GPU内蔵のCPUを選びます。
ビデオカードは意外と価格が高く予算を圧迫しがちなパーツのひとつです。
それに、光学ドライブや拡張カードなどの使用頻度が低いパーツも省略パーツの対象となります。
さらに、SSDとHDD(ハードディスク)を併用せず、どちらかに絞ればコストカット出来ます。
その場合、速度を優先させるのであればSSDを選ぶことになりますが、256GB程度のSSDだと容量があっという間に足らなくなってしまいますので、SSDのみにする場合はせめて500GB程度の容量のあるSSDを選びましょう。

CPUは、
ミドルクラスやエントリークラスのCPUを選ぶことです、このクラスのCPUならコストパフォーマンスが優れています。
インテル製のCPUでは、「 Core i5 シリーズや Core i3 シリーズ」・AMD製のCPUでは、「 Ryzen 3 シリーズ や Ryzen 5 シリーズ」の中から選びましょう。
予算をカットするためにあえて、1世代前のCPUを選びます。
2024年10月現在での最新のCPUは、インテルは第14世代 CoreシリーズでAMDだとRyzen 7000 シリーズです。
しかし、1世代前のCPUでも十分なパフォーマンスを発揮出来ます。

メモリは
8GB以上あれば「Windows 11」は動作しますが、直ぐに動作が重くなってしまうので、無理に節約せずにせめて16GB以上のメモリは搭載しましょう。

それでは、インテル製のCPUでの構成とAMD製のCPUでの構成を紹介します。
※参考価格は、2024年11月現在の税込み価格です。尚、価格は、変動しますので予めご了承ください。

インテル製CPUで組む予算10万の自作PC

エントリークラスのCPUを中心に安価なパーツを選べば、総額9万円以下の予算で自作PCが組めます。
エントリークラスのパーツで固めたパソコンでも、Web閲覧や動画鑑賞、ビジネス用とした一般的な作業なら十分な性能を発揮します。
さらに、エントリークラスのグラフィックボードを追加すれば軽めのゲームならプレイ可能です。
今回は、一世代前「第13世代」Intel Coreシリーズの中から、エントリークラスにあたる「Core i3 13100」を選び予算を削減。
軽い作業ならエントリークラスの Intel Core i3で十分です。
「Core i3 13100」には、グラフィックとCPUクーラーが内蔵されています。

予算は、¥80,000 前後を目指します。(モニタ・キーボード・マウスは含みません)
※2024年11月時点での参考価格です。価格は、変動しますので予めご了承ください。

使用したパーツ一覧

 パーツ  製品名  参考価格
 CPU  Intel Core i3 13100 22,100円 
 マザーボード  MSI B760 GAMING PLUS WIFI / ATX対応マザーボード 16,000円 
 メモリ  CFD Standard デスクトップ用 メモリ DDR5 4800 (PC5-38400) 8GB×2枚 7,600円 
 SSD  ADATA ALEG-800-500GCS-DP / M.2 Gen4 500GB 7,200円 
 PCケース  THERMALTAKE PCケース [ATX /Micro ATX /Mini-ITX] Versa H26 White 5,800円
 電源ユニット  玄人志向 KRPW-BK550W/85+ 6,800円 
 OS  Microsoft(マイクロソフト)Windows11 Home 日本語版 14,700円
 合計   80,200円 

CPU

Intel 第13世代 Core i3-13100
パフォーマンスコアのP-コアを4コア搭載し、最大8スレッドの処理が可能
内蔵グラフィックスと付属のCPUクーラーを使用してコストを削減。

CPUの詳細

コア数:4コア (4 P-コア+ 0 E-コア)
スレッド数:8スレッド
P-コア ベースクロック:3.4GHz
ターボブーストクロック(シングル P-コア):4.5GHz
キャッシュ:12MB インテル スマートキャッシュ(L3) + 5MB L2キャッシュ
PBP(プロセッサーベースパワー):60W 「MTP(マキシマムターボパワー) 89W」
ソケット:LGA1700
対応チップセット:Z790/H770/B760
対応メモリ
・DDR5-4800/4400 (2枚差し時)
・DDR5-4000/3600 (4枚差し時)
・DDR4-3200
対応メモリーサイズ:最大128GB
メモリーチャンネル:2「デュアルチャンネル」
内蔵グラフィックス:Intel UHD Graphics 730
グラフィックス対応API:DirectX 12/OpenGL 4.6/Vulkan
PCI Express リビジョン:5.0
PCI Express 最大レーン数:16 (+ ストレージ向け PCIe(4.0) 4レーン搭載)
CPUクーラー付属:付属

マザーボード

マザーボードを選ぶ基本は、採用したCPUに対応したソケットとチップセットかが最大のチェックポイント。
今回、採用したCPUの対応ソケットは「LGA1700」で 対応チップセットは「Z790/H770/B760」なのでクリア。
このマザーボードには、無線機能「Intel Wi-Fi」が付いています。
第14世代「Intel Core」シリーズにも流用できるので将来CPUの交換だけですみます。

マザーボードの詳細

チップセット : Intel B760チップセット
対応CPU : LGA1700(Intel第13世代Coreプロセッサ対応)
フォームファクター : ATX
メモリソケット
 ・DDR5 DIMM×4(最大192GB)
 ・DDR5-6800(OC)対応
拡張スロット
 ・PCI Express 4.0 x16スロット×1
 ・PCI Express 4.0 x4スロット×1(形状はx16)
 ・PCI Express 3.0 x1スロット×3(形状はx16)
インターフェース
 ・USB 3.2 Gen 2×3(Type-C×1、Type-A×2)
 ・USB 3.2 Gen 1×3(Type-C 内部コネクタ×1、ヘッダピン×2)
 ・USB 2.0×8(Type-A×4、ヘッダピン×4)
 ・PS/2×1
 ・オーディオジャック×5(Realtek ALC897)
 ・オプティカル S/PDIFポート×1
 ・2.5ギガビットイーサネット×1(Realtek RTL8125BG)
 ・Wi-Fiアンテナ用ポート×2
映像出力
 ・HDMI×1
 ・DisplayPort×1
無線機能 …
 ・Intel Wi-Fi 6E 802.11ax MU-MIMO Wi-Fi
 ・Bluetooth 5.3
ストレージ
 ・SATA 6Gbps×4
 ・M.2 64Gbps×2(SATAデバイスをM2_2スロットに搭載した場合SATA 8と排他使用)
対応RAID
 ・RAID 01510(SATA)

メモリ

マザーボードの対応メモリがDDR5となっているのでメモリ規格「DDR5」を選びます。
デュアルチャンネルを有効にするために、ブランド・容量・速度が同一の物にします。

メモリの詳細

容量:8GBx2
規格:DDR5-4800
スピード:PC5-38400
サイズ:UDIMM

SSD

SSDの容量は、最低でも500GBを確保しましょう。
最近は、PCI Express接続のM.2タイプが主流になってきました。

SSDの詳細

接続:M.2 2280 (PCIe 4.0 x4 NVMe)
容量:500GB
最大書込速度:2200MB/s
最大読込速度:3500MB/s

PCケース

PCケースは、作業のしやすさからミドルタイプ(ATX)がおすすめ。

PCケースの詳細

ケースタイプ:ミドルタワー
電源:別売
対応マザーボード:ATX,M-ATX,Mini-ITX
IOポート:USB 3.0 x 2, USB 2.0 x 2, HD Audio x 1
付属FAN:120 x 120 x 25 mm LED Blue fan (1000rpm, 16dBA)
ドライブべイ:2 x 2.5“ or 3.5” ; 3 x 2.5”
色:白

電源ユニット

電源ユニットの詳細

型式:KRPW-BK550W/85+ [ATX/EPS /Bronze](KRPWBK550W85+)
コネクター:24/20 ATX×1、4ピン ATX12V/8ピンEPS12V×1、SATA(L)×6 、FDD×1、HDD×3、6+2ピン PCI Express×2
本体サイズmm:150×140×86mm
電源容量:550W

OS

AMD製CPUで組む予算10万の自作PC

予算を抑えたいのであえて一世代前のRyzen 5000 シリーズの AMD Ryzen 5 5600X のCPUを選択しました。
AMD Ryzen 5 5600X ゲーミング デスクトップ プロセッサで、驚異的な 6 コアを搭載。
とにかくゲームを楽しみたいユーザー向けです。
但し、ゲームを楽しむのであればそれなりのグラフィックボードが必要となります。

自分のPCの用途は、ホームページ作成・画像や動画編集などが主です。
AMD Ryzen 5 5600Xは、性能とコストバランスが良いミドルクラスのCPUでビジネス用途から画像や動画編集など幅広く使えるということなのでこのCPUにしました。

予算は、¥82,000 前後を目指します。(モニタ・キーボード・マウスは含みません)

※2024年11月時点での参考価格です。価格は、変動しますので予めご了承ください。

使用したパーツ一覧

 パーツ  製品名  参考価格
 CPU  AMD Ryzen 5 5600XT 32,000円
 マザーボード  GIGABYTE B550 AORUS ELITE V2 / ATX対応マザーボード 19,500円
 ストレージ(SSD)  SAMSUNG SSD 980 [500GB /M.2] 8,300円
 メモリ  DDR4 3200MHz 16GB (8GB×2)
4,900円
 グラフィックボード  GIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 10,100円
 HDD  手持ち 0円
 光学ドライブ  手持ち 0円
 無線ランカード  手持ち 0円
 電源ユニット  玄人志向 80PLUS Bronze 650W ATX電源 7,100円
 PCケース  手持ち 0円

OS

   参考価格
 Microsoft(マイクロソフト) Windows 11 Home 日本語版  14,700円

CPU

CPUの詳細

ブランド名 AMD
シリーズ:Ryzen 5000 Series
コア数:6
スレッド数:12
最大ブースト クロック :最大 4.7 GHz
ベース クロック:3.7 GHz
CPU ソケット:AM4
対応チップセット:X570 , X470 , X370 , B550 , B450 , B350 , A520
対応メモリ:DDR4
TDP:65W
CPUクーラー:付属(AMD Wraith Stealth)
グラフィック機能:なし

マザーボード

マザーボードの詳細

フォームファクタ:ATX
チップセット:AMD B550
CPUソケット:Socket AM4
対応メモリ:DDR4

メモ
CPU「AMD Ryzen 5 5600XT」の対応する、チップセットB550」を選択
無線ラン機能はついていませんので「WIFI」を利用したい場合、別途無線ランカードが必要です。 

ストレージ

ストレージ( SSD 980)の詳細

接続:PCI-Express接続
最大記憶容量:500GB

メモリ

メモリの詳細

DDR4 3200
16GB (8GB×2)
PC4-25600 CL22

グラフィックボード

グラフィックボードの詳細

GPU:NVIDIA GeForce GT 1030
メモリ規格:GDDR5
メモリサイズ:2GB
出力:DVI, HDMI
バス:PCI-Express x16
※補助電源不要

電源ユニット(PC電源)

電源ユニットの詳細

ブランド:玄人志向
フォームファクタ:ATX
電源容量:650W
配線:プラグイン仕様

OS

OSの詳細

種類: Home
版: パッケージ版
動作メモリ:4GB以上
動作HDD容量:64GB以上

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