予算10万の自作pcの構成例

予算10万の自作pcの構成例

予算10万の自作pcを組立よう
予算10万円でゲームや動画編集など、さまざまな作業をそこそこ快適にこなせるスタンダードなパソコンを自作しよう。
予算が10万円では、十分なパフォーマンスを発揮できるパソコンを組めるのか思われる方もおいでではないでしょうか?
でも、不要なパーツをカットしたりコストパフォーマンスの高いパーツを選ぶことにより「マイクロソフト オフィス」などのビジネス向けの作業や、複数のソフトを同時に使用するマルチタスクなどもスムーズに行えるパソコンが作れます。

先ずは、予算をカットするために、GPU内蔵のCPUを選びます。
ビデオカードは意外と価格が高く予算を圧迫しがちなパーツのひとつです。
それに、光学ドライブや拡張カードなどの使用頻度が低いパーツも省略パーツの対象となります。
さらに、SSDとHDD(ハードディスク)を併用せず、どちらかに絞ればコストカット出来ます。
その場合、速度を優先させるのであればSSDを選ぶことになりますが、256GB程度のSSDだと容量があっという間に足らなくなってしまいますので、SSDのみにする場合はせめて500GB程度の容量のあるSSDを選びましょう。

CPUは、
ミドルクラスやエントリークラスのCPUを選ぶことです、このクラスのCPUならコストパフォーマンスが優れています。
インテル製のCPUでは、「 Core i5 シリーズや Core i3 シリーズ」・AMD製のCPUでは、「 Ryzen 3 シリーズ や Ryzen 5 シリーズ」の中から選びましょう。
予算をカットするためにあえて、1世代前のCPUを選びます。
2022年度末現在、インテルの Coreシリーズ は、第12世代・AMDの Ryzenシリーズは、第4世代です。
しかし、1世代前のCPUでも十分なパフォーマンスを発揮出来ます。

メモリは
4GB以上あれば「Windows 11」は動作しますが、直ぐに動作が重くなってしまうので、無理に節約せずにせめて8GB以上のメモリは搭載しましょう。

それでは、インテル製のCPUでの構成例とAMD製のCPUでの構成例を紹介します。
※価格は、2021年末現在の市場最安値で税込み価格です。
※書籍:「Windows 11対応版 自作パソコン」より一部引用しました。

インテル製CPUでの構成例

   製品名  市場最安価格
 CPU  インテル Core i5 11400  22,570円
 マザーボード  ASUS PRIME B56M-K(Micro ATX LGA1200)  8,479円
 メモリ  Crucial CT2K8G4DFS8266(DDR4-2666 8GB×2枚組)  6,840円
 SSD   ADATA XPG SX6000 Lite ASX6000LNP-256GT-C(256GB M.2 PCI Express 3.0)  3,840円
 HDD   WESTERN DIGITAL WD20EZBX(2TB シリアル ATA3.0 7,200rpm)  6,302円
 ビデオカード  不要  
 PCケース  DEEPCOOL MACUBE 110  4,910円
 電源ユニット  玄人志向 KRPW-L5-400W/80+  3,373円
 ディスプレイ  IODATA DIOS-LDH241DB(23.8型フルHD)  16,980円
 その他  OS、マウス、キーボード等  約20,000円
 合計    約92,934円

AMD製CPUでの構成例

    製品名  市場最安価格
 CPU  AMD Ryzen 5 5600G  32,480円
 マザーボード  ASRock A5200M-HDV(Micro ATX Socket AM4)  5,473円
 メモリ  Crucial CT2K8G4DFS8266(DDR4-2666 8GB×2枚組)  6,840円
 SSD  WESTERN DIGITAL WD BLue SN550 NVMe WDS500G2BOC(500GB M.2 PCI Express 3.0)  6,470円
 ビデオカード  不要  
 PCケース  Thermaltake Versa H17 CA-1j1-00S1NN-00  2,884円
 電源ユニット  玄人志向 KRPW-L5-400W/80+  3,373円
 ディスプレイ  IODATA DIOS-LDH241DB(23.8型フルHD)  16,980円
 その他  OS、マウス、キーボード等  約20,000円
 合計    約94,500円

 メモ
AMDのRyzenシリーズのCPUには、GPUを内蔵しているものがあまりありません。
GPUが内蔵されてない場合は、別途購入することになります。
今回の構成例は、GPUを内蔵しているCPUを選んでいますのでCPUの価格が高くなっています。

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