自作PCのセットアップの手順

自作PCのセットアップの手順

自作PCを無事に組み上げてもそのままでは、当たり前のことですがただの箱にすぎません。
組み上げた自作PCをパソコンとして動かすには、Windowsなどの基本ソフトウェア(OS)のインストールが必須です。
そして、組み込んだパーツを正しく動かすには「デバイスドライバ」のインストールもしなくてはなりません。
そこで、自作PCのセットアップの手順を紹介します。

  1. 組み込んだパーツの状況の確認
  2. UEFIセットアップから基本的な設定をする
  3. Windows11をインストール
  4. 組み込んだパーツの「デバイスドライバ」のインストール
  5. Windows11を最新の状態にする
  6. マザーボードなどの各種ユーティリティのインストール
  7. 自分が利用する各種アプリのインストール

セットアップの手順1

組み込んだパーツの状況の確認

組み込んだパーツの状況は、UEFIの設定から見ることができます。
自作PCの電源をいれ、直ぐキーボードの「Delete]または「F2」を押すと「UEFIの設定」を見ることができます。
「UEFIの設定」画面で、日時・CPU・メモリ・起動デバイスが認識されているか確認します。

セットアップの手順2

UEFIセットアップから基本的な設定をする

1.システム時計の日時の確認
システム時計を先ず確認し、日時が違っていたら修正する。

2.各パーツが認識されているか?
CPU・メモリ・ストレージ(HDD)などマザーボードに組み込んだパーツが認識されているかも確認します。

セットアップの手順3

Windowsをインストールする

自分が入手しているプロダクトキーによって「Windows」のインストール方法が違ってきます。
Windows10のプロダクトキーを持っている方は、最初にWindows10をインストールしその後Windows11にグレードアップします。

ここでは、Windows11をインストール方法を紹介します。

Windows11のインストールメディアをUSBに作成する

別のパソコンでマイクロソフトのダウンロードサイト(https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11)にアクセスします。

 メモ
Windows10のインストールメディアをUSBに作成する場合、「https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10」にアクセスしてください。

作成するメディアは、USBメモリとします。
USBのメモリの容量は、できたら12GB以上をおすすめします。
また、予めフォーマットしておいてください。
フォーマットしたUSBをパソコンのUSBポートに挿しておいてください。

それでは
Windows11のインストールメディアをUSBに作成していきましょう

行程1

最初に
Windows11の最新バージョンのダウンロード先 マイクロソフト公式サイトにアクセスしてください。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

行程2

アクセスして、下記の画面が表示されますので

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程2で、Windows11の最新バージョンのダウンロード先 マイクロソフト公式サイトにアクセスして最初に表示される画面

右側のスクロールバーをWindows 11 のインストール メディアを作成すると表示されている画面まで下げます。

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程2で、右側のスクロールバーを下げWindows 11 のインストール メディアを作成すると表示されている画面まで下げた画面

行程3

「今すぐダウンロード」をクリックします

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程3で、「今すぐダウンロード」の箇所をクリックしている画面

ダウンロードされたダウンロードファイルを開くと、下の画像になりますので「同意する」をクリック

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程4で、適用される通知とライセンス条項の画面で同意するをクリックしている画面

行程4

しばらくすると、下記の画面があらわれますので「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外します。、

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程4で、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックをはずしている画面

行程5

ここでは、自分がWindows 11をインストールしたいメディアを選びます。
「USB フラッシュドライブ」にチェックが入っているかを確認しましょう。

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程5で、自分がWindows 11をインストールしたいメディアを選んでいる画面

行程6

「リムーバブル ドライブ」先を自分がインストールしたいドライブに指定します。
インストールするドライブを選んだら下側の「次へ」をクリック

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程6で、「リムーバブル ドライブ」先を自分がインストールしたいドライブに指定している画面

注意

この画面は、Windows 11のインストール メディアを自分のパソコンのどのドライブにインストールかを確認します。
自分が、空きのUSBを差し込んだ「リムーバブル ドライブ」先を再度確認して選んでください。

Windows 11 のインストール メディアを作成する過程でこの箇所が一番、注意するところになります。
もし、間違って違うドライブを選ぶとそのドライブのデーターがWindows 11 のインストール メディアに置き換わり今までののデーターは見れなくなります。

自分も自作pcのOSをWindows 10 から Windows 11 にアップデートする際、間違って外付けドライブを選んでしまった結果
その後、普通にその外付けドライブが使えなくなり慌てた苦い経験があります。
最悪の場合、新品の外付けドライブを買いなおす覚悟でネットで調べては試すを繰り返したら使えるようになりました。
しかし、今まで撮った思い出の写真や住所録そして大事なメモ録などが一瞬にして消えてしまい悔やんでも悔やみきれませんでした。

 メモ
この上の画面を良く読むと「USB ドライブ上のファイルは削除されます。これらのファイルを残しておくには、別の保存にバックアップしてください。」
と注意書きが記載されています。

行程7

インストールがされはじめ
進行状況が%で表示されますので完了するまで待ちます。

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程7で、インストールの進行状況が%で表示されている画面

行程8

USB フラッシュドライブの準備ができました
となったら下の「完了」をクリックしUSBを抜きます。

自作PCのセットアップの手順でWindows11のインストールメディアをUSB作成する工程8で、インストールが完了している画面

インストールしたUSBメモリは、大事に保管しておきましょう。

セットアップの手順4

組み込んだパーツの「デバイスドライバ」のインストール

マザーボードには、デバイスドライバが収納されたDVD-ROMまたはUSBメモリがついてくるのでこれを使用してインストールします。

セットアップの手順5

Windows11を最新の状態にする

Windows11の「設定」から「Windows Update」を開き
「Windows Update」を実施し、各種アップデートファイルをインストールします。

セットアップの手順6

各種ユーティリティのインストール

パーツ付属のDVD-ROMまたはUSBメモリからインストールします。
マザーボードのユーティリティは、マザーボードメーカーのウエブサイトからダウンロードしてインストールします。

セットアップの手順7

自分が利用する各種アプリのインストール

各アプリ付属のCD/DVDからインストールやダウンロードしたインストーラーでアプリをインストールする。

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