システム起動時に問題が発生しトラブルの原因がわからない場合の検証の仕方
自作PCを組み終えて、いざ起動すると全く起動しないなどのトラブルが発生することもあります。
今回は、システム起動時のトラブルを順を追って検証していきましょう。
検証方法1
UEF1の設定情報を初期状態に戻す
何らかの原因でUEF1の設定情報が変わってしまい動かなくなった場合もあるので、UEF1の設定情報を初期状態に戻します。
UEF1の設定情報を初期状態に戻すには、CMOSをクリアします。
CLR_CMOS(CMOSクリアジャンパ)をドライバーなどの金属製品で2つのピンを5秒間ショートさせる
もしくは、バッテリーホルダからそっとバッテリーを外して10分以上まちます。
その後、バッテリーをバッテリーホルダに取り付けます。
バッテリーをを取り付けるとき、バッテリーのプラス側(+)とマイナス側(-)の方向に注意してください。
プラス側が上になります。
PCを起動し起動できるか確認しましょう。
検証方法2
ケーブル類を挿しなおす
配線が原因の場合もあるので、ケーブルの半挿しなどがないか全ての端子に触りさらに押し込めないか確認する。
あるいは、念のため一度抜いて挿し直してみましょう。
検証方法3
最小構成でテスト
最小構成でテストすると、CPU、マザーボード、メモリ、電源ユニットの主なパーツでトラブルが起きているのか解明できます。
各やり直しの工程を確認しながら次の手順で行います。
電源ユニツトの電源ケーブルをコンセントから抜きます。
すべての周辺機器を取り外します。
パネルコネクターとパネルケーブルは、接続したままでいいです。
システムファンのケーブルも接続したままでいいです。
面倒でもCPU・CPUクーラは、外してください。
SSD・光学ディスクドライブ・HDDは、電源ケーブルとSATAケーブルを外してください。
BIOSの設定を初期値に戻してください。
CLR_CMOS(CMOSクリアジャンパ)をドライバーなどの金属製品で2つのピンを5秒間ショートさせてください。
もしくは、バッテリーホルダからそっとバッテリーを外して10分以上まちます。
バッテリーを外してBIOSの設定を初期値に戻した場合は、バッテリーをバッテリーホルダに取り付けてください。
バッテリーをを取り付けるとき、バッテリーのプラス側(+)とマイナス側(-)の方向に注意してください。
プラス側が上になります。
CPU・CPUクーラを取り付ける。
CPUクーラは、CPUにしっかり取り付けられていますか
CPUクーラの電源コネクターは、マザーボードのCPU_FAN ヘッダに正しく接続されていますか?
メモリを取り付けます。
メモリは、メモリスロットに正しく差し込まれていますか
メモリは、マザーボードに対応しているメモリですか?
グラフィック機能を搭載してないCPUの場合は、グラフィックカードを挿入してください。
グラフィックカードは、正しく接続されていますか?
モニターを接続します。
モニターのケーブルは、正しく接続されていますか
モニターが対応している D_Sub ポート DVI_D ポート HDMIポート を確認し、PCケースのバックパネルに正しく接続されていますか
モニターの電源スイッチは、入っていますか
モニターの設定は、正しいですか?
ATXのメイン電源ケーブルと12V電源ケーブルをマザーボードのコネクターに接続します。
電源ユニツトの電源ケーブルをコンセントにさしこみます。
電源ユニツトのメインスイッチがオンにします。
メインスイッチの「○」がオフ、「|」がオンです。
「|」が押されているか確認してください。
電源を入れてCPUクーラのファンが回転しているか確認します。
モニターに画面が表示されていれば、パソコンをオフにして、キーボードとマウスを接続します。
キーボードが作動してるチェックします。
パソコンをオフにし再び起動します。
素早く「Delete」キーを押してBIOS セットアップに入り「Save & Exit Setup」で保存して
BIOS セットアップを終了します。
SSDを接続してください。
電源ユニツトのSATA電源ケーブルとSATAケーブルを所定の位置に接続してください。
BIOSでSSDが認識されたら
光学ドライブ・HDDの順にひとつずつ接続し、パソコンを起動しデバイスが正常に作動しているか確認します。
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